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第12回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社SRT、更新担当の中西です。

 

仕上がりは“塗る前”で決まる。 洗浄・素地調整・補修・乾燥・プライマー適合——ここを外すと、どんな高級塗料でも本来の性能は出ません。今回は現場で役に立つ精度に落とし込んで、下地づくりのすべてを解説します。

 

1. 高圧洗浄の科学

目的:汚れ・藻/苔・旧塗膜の粉化(チョーキング)を除去し、密着の障害を取り除く。

圧力と距離:10〜15MPaを基準に、距離15〜30cmで面を均一に。回転ノズルは近づけすぎNG(下地損傷)。

洗剤洗浄:油汚れ・北面の藻/苔は中性洗剤やバイオ洗浄を併用。十分なすすぎが鉄則。

乾燥:洗浄後の含水が残ると剥離・白化の原因。季節に応じ24〜72hの乾燥目安。

 

2. 旧塗膜の診断

付着:クロスカットで密着をチェック。剥がれが大きい場合は全面ケレンやフィラー厚付で下地再形成。

チョーキング:手に粉が強くつく→シーラーやフィラーで吸い込みを止める。

ヘアクラック:微弾性で追従。構造クラックはVカット→樹脂モルタル→肌合わせ。

 

3. シーリングの基礎

どこを打つか:サイディング目地は基本打替え。サッシ回りは条件次第で増し打ちも可。

2面接着:ボンドブレーカーで背面を切り、伸縮に追従させる。3面接着は破断のもと。

ノンブリード:塗装前提なら必須。可塑剤移行を防ぎベタつき/汚染を抑制。

プライマー:専用品を規定時間内に充填。温湿度で硬化が変わるため日程管理が重要。

 

4. ケレン(素地調整)の段階

手工具:ワイヤーブラシ/スクレーパー。不陸を取って健全面を露出。

電動工具:サンダー/グラインダーで足付け。#80→#120→#180の順で均し。

重度劣化:層状剥離や深錆は交換・板金補修も視野に。無理な塗り重ねは短命。

 

5. パテ(面出し)と段差解消

目的:クラック・欠け・目地段差を平滑化して仕上がりを整える。

二度パテ:乾燥収縮を見込んで二段階で面を作る。サンドペーパーで肌合わせ。

 

6. 含水と露点管理 

露点差:素地温−露点温度≥3℃で結露回避。朝夕は戻り結露に注意。

測定:非接触温度計+湿度計で根拠のある判断に。雨上がり・曇天は特に慎重に。

 

7. プライマー適合と下塗り

モルタル/ALC:浸透シーラーで吸い込みを止め、微弾性フィラーで下地形成。

サイディング:シーラー→中上塗。意匠面はクリヤの可否を劣化度で判断。

金属:エポキシ防錆や亜鉛リッチを切断小口・端部に重点塗布。

 

8. 部位別のポイント

屋根:縁切り/タスペーサーで排水経路を確保。

軒天:防カビと透湿の両立。換気口の目詰まり清掃。

雨樋/塩ビ:ノンブリードプライマーで可塑剤対策。

 

9. 典型的な不具合と対処 ‍‍

ピンホール:洗浄不足・泡→消泡剤と清浄度の改善、薄付けで再施工。

艶ムラ:吸い込み差・ロット混在→下塗厚みと缶管理。

剥離:油分/粉塵/結露→脱脂・清拭と露点管理の徹底。

 

10. 写真台帳の作り方

前/中/後を同アングル・同時間帯で。

近接(補修部)と遠景(全体ライン)の両方を残す。

WFTゲージ・缶数・温湿度など数値も写すと説得力が違う。

次回は素材別AtoZ。モルタル/サイディング/ALC/タイル/金属/RC/木部、それぞれの“勝ち筋”を地図化します。

 

 

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第11回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社SRT、更新担当の中西です。

 

“塗ること”より“決めること”が8割。 何から手をつけるか、何を基準に選ぶか、どこまでやるか。ここが定まれば、仕上がり・費用・ご近所対応までスムーズに進みます。この初回は、迷いを最小化する決定プロセスを、やさしい言葉と実務の視点で整理します。🧩

 

1. いま家に起きていることを知る 🔍

劣化サイン早見表:

指で触って白い粉→チョーキング(樹脂の分解)

目地に隙間・割れ→シーリング劣化

ひび割れ→クラック(ヘア〜構造)

緑っぽい汚れ→藻/苔(北面・日陰)

錆汁・膨れ→金属腐食/下地不良

優先度の付け方:安全>雨漏り>美観。見た目より先に雨の経路を断つ。☔

 

2. 予算の考え方(LCC=ライフサイクルコスト)💴

“とにかく安く”は膜厚/工程省略のリスク。10年で何回塗るかを基準に、長寿命×低汚染の組み合わせで総額を下げる発想へ。

足場共有:屋根・外壁・付帯・防水を同時にやると再設置費ゼロ。1回の負担は上がっても総額は下がることが多い。

 

3. 工事までの全体フロー 🗺️

現地診断(30〜60分):外壁/屋根/付帯/防水をチェック。写真台帳を作成。

仕様提案&見積:製品名・塗布量・乾燥時間まで数値で提示。

色決め/艶決め:A4以上、大判サンプルを屋外で。3色ルールに沿う。

近隣挨拶:洗浄日/臭気日/車養生を事前共有。🗣️

着工→洗浄→下地補修→シーリング→塗装(下/中/上)→付帯→清掃→検査→引渡。

 

4. 見積書の“数字”を読み解く 📑

塗布量(㎡/缶)と必要缶数が面積×理論塗布量で一致しているか。

乾燥インターバルの表記があるか(短すぎ/長すぎは不具合の元)。

下地補修が“一式”でなく数量か。

屋根の縁切り/タスペーサー数、棟板金ビス打替えの記載があるか。

 

5. 塗料グレードの選び方 🎯

ラジカル制御型:コスパ◎。10年前後の更新計画に。

フッ素/無機:艶保持・耐候◎。沿岸/日射強で真価。

艶:3〜7分艶が外壁で上品。屋根は艶ありが長寿命になりやすい。✨

 

6. 色設計の手順 🎨

主色×付帯×アクセント=3色に整理。

屋根/サッシの色を先に固定→外壁を合わせる。

面積効果で明るく見える→ワントーン落とすのが定石。

汚れと退色:白/黒は目立つ。薄グレー/グレージュが実用的。🧼

 

7. 近隣配慮と暮らしの工夫 🏘️

高圧洗浄日:洗濯物NG、車カバーをお願い。植栽の養生を丁寧に。

臭気日(溶剤作業):窓開けNG、作業帯の時間を事前通知。

防犯:足場の侵入防止。センサーライトや在宅時間の共有が安心。

 

8. 1日の流れと工期の目安 ⏱️

戸建てで10〜20日(天候次第)。各工程の乾燥時間を優先し、無理な詰め込みはしない。

雨天/強風は中止。品質>スケジュールが正解。

 

9. よくある失敗と回避 😵‍💫

価格だけで決めた→膜厚不足・早期退色。→仕様書を揃えて比較。

写真が残らない→再発時に原因特定不可。→前/中/後の写真台帳を契約に明記。

色で迷走→当日決断で後悔。→大判サンプルと近隣景観で検証。

 

10. “良い業者”の見分け方 🧭

露点差/湿度など気象判断が会話に出る。

**缶数管理/WFT(ウェット膜厚)**の話ができる。

クレーム対応のフロー(受付→現場→是正→報告)が明文化。

 

11. 工事中にできること 🙌

日報・進捗を週次レポートでもらう。

気づきは即共有。早い段階ほど是正が容易。

仕上げ検査は同条件(同時間帯/同アングル)でチェック。📸

次回は下地調整。”塗る前”の品質づくりを、手順と道具のレベルまで掘り下げます。🧼🔧

 

 

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第10回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社SRT、更新担当の中西です。

 

~劣化~

外装・内装を問わず、塗膜は紫外線・水・熱・汚れ・機械的ストレスに晒され続けます。劣化のサインを早期に捉え、原因に合わせて手当てすることが、美観・耐久・ライフサイクルコストを左右します。現場で使える視点だけをギュッと整理しました。


1|代表的な劣化症状(見える順)

  • チョーキング(粉吹き):触ると白粉が付く。樹脂分解と顔料露出。

  • 退色・艶引け:UVと熱で樹脂が劣化、色が浅く艶が落ちる。

  • 汚染・雨筋:親水性不足や静電で埃が定着、流下水で筋状に。

  • 藻・カビ:北面・日陰・水はね部に発生しやすい。

  • ヘアクラック:微細な線状の割れ。下地の乾湿や熱伸縮が原因。

  • 膨れ・剥離:含水・塩分・下地未処理・相性不良で付着喪失。

  • 錆・錆汁:金属下地や金物部からの腐食流出。

  • 白華(エフロ):モルタル系での石灰分析出。

  • 粉化・脆弱化:古塗膜が劣化し、擦ると崩れる。


2|メカニズム(なぜ起きる?)

  • 紫外線・酸化・加水分解:樹脂骨格が切れて脆くなる。

  • 温度サイクル:熱膨張差で応力集中→クラック。

  • 水分・塩分:含水や塩分が付着力を下げ、金属は腐食促進。

  • 化学汚染:排気・酸性雨・アルカリ成分との反応。

  • 施工起因:洗浄・ケレン不足、過希釈、規定膜厚未満、乾燥時間無視、露点管理不足、下地と塗料の相性不良(可塑剤ブリード等)。


3|素地別“要注意ポイント”

  • 金属(鋼・亜鉛・アルミ):錆・白錆・電食。防錆エポ下塗り+膜厚管理が命。

  • モルタル/コンクリート:アルカリ・含水・白華。含水率・pHフィラーで平滑化。

  • 窯業系サイディング:目地シール劣化→浸水→剥離。打替え前提で計画。

  • 木部:吸い込みムラ・含水変動。含浸系+上塗りで追従性を確保。

  • 屋根(スレート/金属):高温・雨打・縁切り不良が致命傷。遮熱・防錆・縁切りがキモ。


4|現場でできる簡易診断

  • チョーキングテスト:手で擦り粉の量を確認。

  • 付着性:クロスカット/引張(必要に応じて)。

  • 膜厚測定:電磁式・渦電流式で下塗り含む総膜厚を見る。

  • 含水率:モルタル・木部はメーターでチェック。

  • 塩分試験:海沿い・道路沿いでの表面塩分。

  • 赤外線サーモ:膨れ・含水部の非破壊確認。

  • 目視・打診:浮き音、ヘアクラックの分布、錆の発生源。

診断は「症状→原因仮説→試験で裏取り」の順で。いきなり塗り直さない。


5|対処の優先順位(ステージ別)

  1. 初期(汚れ・軽微な艶引け):洗浄・撥水/低汚染コートで延命。

  2. 中期(チョーキング・退色):下地調整+再塗装(グレード見直し)。

  3. 後期(クラック・剥離):補修工法+再塗装(Uカット・シール、樹脂モルタル、錆処理ST2〜3等)。

  4. 下地損傷:張替え・防水改修・役物交換を含む。


6|“劣化させない”ための設計と施工

  • 設計

    • 形状で水を“ためない”(笠木・水切り・ドレン)

    • 低汚染・親水・ラジカル制御・フッ素/無機など高耐候の選択

    • 屋根は遮熱で温度ピークを下げる

  • 下地処理:高圧洗浄/ケレン/素地調整(フィラー・パテ)/プライマー適合

  • 施工条件:温湿度・露点差管理、規定膜厚・乾燥時間厳守、過希釈禁止

  • 付帯:シーリングは打替え優先・三面接着回避、金物は防錆系下塗り

  • 排水計画:縁切り(屋根スレート)、シールで“水止め”しない箇所を理解


7|環境別メンテナンス目安(一般的な参考)

  • 海沿い・工業地帯・強日射面:短め(例:8〜10年で再塗装検討)

  • 都市部・標準環境:10〜15年

  • ハイグレード塗料(フッ素・無機)はさらに延伸可
    ※素材・方位・設計・施工品質で大きく変動。定期点検で決めるのが原則。


8|よくある“施工起因”の劣化と防止策

  • 洗浄不足→密着不良:下地に合う洗浄圧・洗剤を選びリンス徹底。

  • 過希釈→膜厚不足:規定希釈・ウェット量を守る。

  • 乾燥不足→艶ムラ・縮み:インターバル厳守、天候読み。

  • 相性不良→ベタつき・剥離:可塑剤ブリード対策プライマー、試し塗り。

  • 目地処理不良→割れ再発:バックアップ材、プライマー、厚み管理。


9|アフターと記録の“コスパ最強”運用

  • 竣工台帳:材料銘柄・ロット・希釈率・膜厚・天候・写真

  • 定期点検:3か月→1年→以後1〜2年ごと(洗浄・小補修で延命)

  • クリーニング:雨筋・藻カビは早期に除去して再付着を抑える


10|現場用チェックリスト

  • □ 症状(場所・面・範囲・発生日)

  • □ 下地種別・含水率・pH・塩分

  • □ 洗浄・ケレンの実施内容

  • □ プライマーの適合と塗布量

  • □ 上塗りの膜厚・回数・乾燥時間

  • □ シーリング(打替え/増し打ち・プライマー有無)

  • □ 役物・金物の防錆処理

  • □ 施工環境(温度・湿度・露点差)記録


劣化は“自然現象”ですが、設計(形状・材料)×施工(下地・膜厚・条件)×維持(洗浄・点検)で速度をコントロールできます。
症状だけで判断せず、原因→診断→対処をワンセットで。これが、仕上がりを長持ちさせ、クレームと再工事コストを最小化する最短ルートです。

 

 

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第9回塗装工事雑学講座

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株式会社SRT、更新担当の中西です。

 

~屋根と壁面の違い~

同じ“塗装工事”でも、屋根と外壁では役割・下地・劣化要因・使う材料・施工手順が大きく異なります。ここを押さえると、見積比較や品質管理の目が格段に良くなります。


1|役割の違い

  • 屋根:直射日光・雨・風を最前線で受ける。防水・遮熱・温度変化吸収が主目的。

  • 壁面:雨水を流しつつ意匠保持・微細クラック追従・防汚が主目的。


2|下地(素材)の違い

  • 屋根:スレート(カラーベスト)、金属(ガルバ・トタン)、セメント瓦、モニエル等。

  • 壁面:窯業系サイディング、モルタル・リシン、ALC、金属サイディング、タイル目地など。

→ 素材ごとにプライマー(下塗り)の種類が変わる。
例)金属屋根=防錆形エポキシ、チョーキングの強い壁=浸透形シーラー、モルタルの段差調整=フィラー


3|劣化のメカニズム

  • 屋根:UV・高温(夏は表面70℃超も)・雨打・結露・苔。縁切れや金属部のが致命傷。

  • 壁面:UV・風雨・乾湿繰り返し・排気汚れ。ヘアクラック目地シーリング劣化が起点。


4|下地調整と補修

  • 屋根

    • 高圧洗浄→タスペーサーで縁切り(スレート)

    • 釘/ビス浮きの増し締め・シーリング、棟板金の下地木交換

    • 金属錆部のケレン(ST2〜3)→防錆プライマー

  • 壁面

    • 目地シーリング打ち替え(三面接着防止)

    • クラックUカット+シール/樹脂モルタル

    • 素地の段差・巣穴はフィラーで平滑化


5|使用する塗料システム

  • 屋根向け:耐候性・遮熱性重視

    • 2液型シリコン/フッ素/無機系、遮熱トップの採用が一般的

    • 下塗りは防錆・高付着タイプ必須

  • 壁面向け:意匠と追従性・防汚性重視

    • ラジカル制御・シリコン・フッ素・無機、低汚染・親水クリヤー

    • 吹付や多彩仕上げ、**艶調整(3〜5分艶)**でムラを抑制


6|施工条件・安全

  • 屋根:勾配・墜落リスク→全面足場+親綱・フルハーネスが前提。
    風・直射で塗膜のレベリングが難しいため、時間帯と希釈率の管理がシビア。

  • 壁面:飛散・近隣配慮(車・植栽)→メッシュ養生と飛散テスト必須。
    目地・開口部周りは養生精度が仕上がりを決める。


7|防水ディテールの考え方

  • 屋根:谷板金・棟・重ね代・役物(雪止め・トップライト)周りに下塗り適合/シール相性を確認。

  • 壁面:サッシ周り・水切り上・幕板・入隅は先打ちシール→塗装→止水確認の順で。


8|美観・機能の狙い

  • 屋根遮熱・反射で小屋裏温度を下げ、高艶で雨垂れ汚れを洗い流す設計が多い。

  • 壁面艶抑えで波打ちを目立たせず、低汚染性で雨筋・排気汚れを防ぐ。


9|耐用年数とメンテ周期(一般的目安)

  • 屋根:8〜12年(高耐候・遮熱で延伸可、金属は防錆状況で差)

  • 壁面:10〜15年(下地・立地・艶で変動)
    ※海沿い・工業地帯・日当たり強の面は短く見積る。


10|見積比較で見るべきポイント

  1. 下塗りの種類と回数(素材適合か/増し塗り規定)

  2. 屋根:縁切り・棟板金補修の有無

  3. 壁:目地シール“打ち替え”か“増し打ち”か

  4. 塗料グレード(シリコン/フッ素/無機/遮熱)と

  5. 付帯部(雨樋・水切り・シャッタBOX)の範囲

  6. 保証年数と対象(色あせは除外のケース多い/付帯部は別規定)


11|よくあるNGと回避策

  • 屋根スレートで縁切り不足→雨水滞留・凍害

  • 金属屋根へ防錆下塗り未使用→早期剥離

  • 壁のチョーキング未処理で上塗り密着不良

  • 目地シールの三面接着→早期破断

  • 夏場の過乾燥・過希釈→塗膜痩せ
    素地診断→下地処理→適合プライマー→上塗り規定膜厚の順守が最強。


12|チェックリスト(保存版)

屋根

  • 釘・ビス浮き/棟板金の下地木/縁切り部材/防錆プライマー銘柄

  • 目地シール打ち替え範囲/クラック補修工法/艶度指定/低汚染仕様
    共通

  • 洗浄方式・圧力/乾燥時間と養生計画/飛散対策/保証範囲


屋根は防水・遮熱・防錆、壁は意匠・追従性・防汚
同じ塗料でも“場所”が変われば考え方が変わります。
見積・仕様書で下地処理と下塗りを確認し、屋根は“縁切り/防錆”、壁は“目地/クラック”を優先管理。
この順序で進めれば、仕上がりと耐久の両立にぐっと近づきます。

 

 

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第8回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社SRT、更新担当の中西です。

 

 

第8シリーズ:塗装工事のアフターフォローとメンテナンス

テーマ:塗装工事を長持ちさせる秘訣!

こんにちは!
外壁や屋根の塗装工事が無事に終わると、住まいが見違えるようにきれいになりますよね。ですが、その美しさや耐久性を長く保つためには「その後のケア」がとても大切なんです。

今回は、塗装工事のあとに気をつけておきたいアフターフォローや、日常でできるお手入れについて詳しくご紹介します。これを知っているだけで、塗装の寿命が大きく変わりますよ!


1. 定期点検の重要性

塗装が終わっても、年数が経つにつれて少しずつ劣化は進んでいきます。
とくに、外壁や屋根は雨風や紫外線にさらされているため、見えないところでトラブルが発生していることもあります。

そこでおすすめしたいのが、数年ごとの定期点検です。プロの目でチェックしてもらうことで、

  • 小さなひび割れ

  • 塗膜の剥がれ

  • コーキングの劣化

などを早期に発見することができます。
早めの対応であれば、大がかりな修繕が不要になり、結果的にコストの節約にもつながります


2. 自分でできるケア

プロに頼るだけでなく、日常的にちょっとしたケアを行うことで、塗装の持ちがさらに良くなります。難しいことではありませんので、ぜひ取り入れてみてください。

▸ 外壁の掃除

外壁が汚れてくると、塗装面にも悪影響を及ぼすことがあります。
ときどき、ホースで水をかけて汚れを落とすだけでも十分効果的です。
ただし、強くこすったり、高圧洗浄機を使ったりすると、塗装を傷めてしまう恐れがあるので要注意です。

▸ 目視でのチェック

外出のついでなどに、家の外壁や屋根をパッと見てみる習慣をつけましょう
色の変化、塗装の剥がれ、カビやコケ、ひび割れなど、何か気になる点があれば、写真を撮っておくと業者への相談もスムーズです。


3. 業者のアフターフォローサービスを活用しよう

信頼できる塗装業者は、工事が終わってからのアフターフォローも丁寧です。
たとえば、

  • 一定期間ごとの無料点検

  • 軽微な補修の無償対応

  • 保証期間中の再施工対応

といったサービスが受けられる場合もあります。

工事契約の際には、保証内容やアフターサービスの詳細を事前に確認しておくことがとても重要です。
「もしも」のときに備えておくことで、長く安心して暮らせる環境が整います。


まとめ:塗装の価値を長持ちさせるために

塗装工事は、住まいを守るための大きな投資です。
しかし、本当に大切なのは「工事が終わってからのメンテナンス」です。

  • 定期的な点検

  • 日常的なお手入れ

  • 業者との連携

これらを意識することで、塗装の効果を10年、15年と長く保つことができます

ぜひ、あなたのお住まいの塗装も「工事後のケア」までしっかり行って、大切に守っていきましょう!


 

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第7回塗装工事雑学講座

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第7シリーズ:塗装工事がもたらす効果とメリット

テーマ:見た目以上に大切な塗装の役割!

今回は、塗装工事がもたらす“本当のメリット”についてご紹介いたします。

「塗装って、見た目をキレイにするだけでしょ?」と思っていませんか?
実は塗装には、建物の寿命を延ばし、快適な暮らしを守るための重要な役割がたくさん詰まっているんです!


1. 建物を守る塗装の“防御力”

 

■ 防水性の向上

塗装の最大の目的の一つが、防水性能の確保です。
建物の外壁や屋根は、常に雨風や湿気にさらされています。塗膜(とまく)がしっかりしていれば、雨水をはじき、外壁内部への水の侵入を防止。これにより、内部構造の腐食・カビ・シロアリ被害のリスクを大きく下げることができます。

特にひび割れ(クラック)が生じている箇所は水の侵入口となりやすいため、早めの塗り替えが効果的です。

■ 耐久性の向上

太陽の紫外線、酸性雨、風雪など、自然環境は想像以上に過酷です。
外壁や屋根の表面がむき出しだと、素材の劣化が早まり、建物の寿命も短くなります。
塗装によって耐候性が高まり、建物自体の老朽化を防ぐ“鎧”のような役割を果たします。

塗り替え目安は約10〜15年。定期的なメンテナンスが、将来的な大規模修繕のコスト削減にもつながります。


2. 快適な住環境づくりにも一役買う!

 

■ 断熱・遮熱効果

最近では、機能性塗料が続々と登場しています。
その中でも注目されているのが「遮熱塗料」や「断熱塗料」。

夏場、直射日光で屋根や外壁が高温になると、室内もムッとするほど暑くなります。
しかし遮熱塗料を使うことで、表面温度を10℃以上下げることが可能に。これによりエアコンの使用頻度も減り、光熱費の節約+省エネ効果が期待できます。

逆に冬は断熱効果によって、屋内の暖かい空気を逃がしにくくし、冷暖房効率を向上させます。

■ 防汚性・抗菌性

塗料の中には「セルフクリーニング機能」があるものもあり、雨が降るたびに外壁の汚れを洗い流してくれる効果があります。
また、防カビ・抗菌塗料を使うことで、湿気の多い地域でも黒ずみやコケの発生を防止
外観の美しさを長く保つことで、ご近所や来客からの印象もアップします。


3. 資産価値の維持・向上にも直結

 

「見た目」が持つ力は侮れません。
建物の外観は、第一印象を大きく左右する“顔”であり、不動産価値にも大きく影響します。

■ 定期塗装=建物の価値を守る

特に、住宅やアパート・マンションなどの資産は、年数が経つごとにどうしても劣化していきます。
その中で、定期的な塗装メンテナンスをしているかどうかは、建物の状態を大きく分ける分岐点になります。

売却を検討する際も、「外壁や屋根がしっかり塗装されている=管理が行き届いている物件」として、プラスの評価を受けるケースが非常に多いのです。

■ 美観アップによる心理的効果

また、外観がきれいだと住んでいる人の気持ちも明るくなります。
日々の暮らしの中で、ふとしたときに「うちの家、やっぱりキレイだな」と感じられるのは、何にも代えがたい心のゆとりにもなります。


4. 実はコスパにも優れている塗装工事

 

一見すると、塗装工事は高額に見えるかもしれません。
しかし放置して劣化が進み、「外壁張替え」や「大規模修繕」が必要になると、数倍の費用がかかることも。

つまり、10年〜15年ごとの塗装リフォームは、将来への“投資”としては非常にコストパフォーマンスに優れているのです。


5. 塗装は“見た目以上”の価値を持っている!

 

塗装工事というと、どうしても「見た目のリフォーム」として軽く見られがちですが、実際には建物の防御力・快適性・耐久性・経済性にまで関わる、総合的なメンテナンス工事です。

見た目を美しく保つのはもちろん、**建物を長く、安全に、快適に使うための“予防医療”**のような役割がある――
それが、塗装工事の本当の魅力です。


最後に…

 

「今の家、見た目はそれほど悪くないけど、塗装が必要なのかな…?」と迷っている方へ。

塗装工事は、“悪くなってから”ではなく、“悪くなる前に”行うのが理想です。
気になる方は、まずは無料の点検や診断から始めてみてはいかがでしょうか?

 

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第6回塗装工事雑学講座

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~塗装方法~

ということで、代表的な塗装方法の種類とそれぞれのメリット・デメリット、そして現場での選定基準について詳しく解説します。

 

塗装工事の品質は、塗料の選定と同じくらい「塗装方法」によっても左右されます。建物の素材・形状・仕上がりの質感・コスト・施工条件など、さまざまな要因によって最適な手法が異なるため、適切な塗装方法の選択はプロとしての判断力の見せ所です。


1. 刷毛(はけ)塗り:細部に最も強い伝統技法

◾ 特徴

  • 手作業で丁寧に仕上げるため、塗膜の厚みを調整しやすい

  • 木部・鉄部・細かな部位や角など、「繊細さ」が求められる箇所に最適

◾ 利点

  • 凹凸面や狭小部も塗り残しなく対応可能

  • 材質に沿って塗布できるため密着性が高い

◾ 注意点

  • 施工時間がかかる

  • ムラになりやすく、技術者の腕に依存する

  • 仕上がりに「刷毛目」が残ることがある

仕上げの精密さが求められる部分で活躍


2. ローラー塗り:建築塗装で最も汎用的な方法

◾ 特徴

  • 壁面や天井など広範囲に均一に塗装できる

  • 短時間で施工可能、塗料の飛散が少ない

◾ 利点

  • 中粘度〜高粘度の塗料に適応

  • 塗膜の厚さ調整が容易で、外壁などに向いている

◾ 注意点

  • 凹凸面では塗り残し・気泡が出やすい

  • 細部には不向きで、刷毛との併用が必要

  • 塗装面の材質や温度により転がり具合が変化

住宅外壁や天井などの中広面積での主力


3. 吹き付け塗装(スプレー):美観とスピードを両立

◾ 特徴

  • エアスプレーやエアレススプレーで塗料を霧状にして噴射

  • 高い平滑性・均一な仕上がりが可能

◾ 利点

  • 凹凸・複雑形状にも塗料がムラなく届く

  • 多色仕上げや模様(スタッコ・リシンなど)にも対応

◾ 注意点

  • 塗料の飛散が大きく、周囲の養生が必須

  • 風の強い屋外では施工困難

  • 使用機器のメンテナンスと操作熟練度が必要

美観重視の商業施設や意匠壁に最適


4. その他の特殊塗装方法

方法 概要 用途例
エアレススプレー 空気を使わず高圧で塗料を噴射 工場、大型物件
電着塗装 電流を使って塗料を付着させる 車体・金属部品
粉体塗装 粉末塗料を静電気で吸着、熱で焼付け 屋外鉄部、鋼材
ローラー吹き(コンプレッサー併用) 模様を転写する特殊技法 スタッコ、扇模様など

5. 塗装方法の選定基準:何を基に選ぶべきか?

判断基準 適用例
素材 木部→刷毛/鉄部→吹き付け/コンクリ→ローラー
施工面積 小面積→刷毛/中面積→ローラー/広面積→吹き付け
周囲環境 密集地→ローラー/空き地多い→吹き付け可
見た目重視 滑らかさ→吹き付け/意匠性→ローラー模様仕上げ
予算 ローラー<刷毛<吹き付け(機材費含む)

6. 現場での塗装品質を高める実践ポイント

  • 塗装前の下地調整(ケレン・プライマー)が最重要

  • 気温5℃以下、湿度85%以上では塗装を避ける

  • 塗装機器の点検・洗浄・整備を怠らない

  • 塗り重ね乾燥時間(インターバル)を守る


塗装業における「塗装方法」は、ただの作業工程ではなく仕上がりと信頼を左右する職人技です。対象や目的に応じて適切な方法を選び、道具と技術を活かすことで、高品質な塗装仕上げが実現できます。

 

 

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第5回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社SRT、更新担当の中西です。

 

~塗料ごとの注意事項~

ということで、主要な塗料タイプごとの注意点と現場で起こりやすいトラブルの防止法について、実践的に解説します。

 

塗装業において、塗料の選定と施工条件は仕上がりや耐久性を左右する非常に重要な要素です。塗料ごとに成分や乾燥条件が異なるため、「どれも同じように塗ればよい」では通用しません


1. アクリル塗料:低価格だが注意点多め

◾ 特徴

  • 発色が良く、安価

  • 紫外線や酸性雨に弱く、耐候性は低い

◾ 注意点

  • 外壁など耐久性を求める場所では短命

  • 下地が水を吸うと早期剥がれの原因に

  • 重ね塗りはしっかり乾燥させてから

短期用途・仮設建物に最適。長期用途には不向き


2. ウレタン塗料:バランス型で汎用性あり

◾ 特徴

  • 弾性・密着性が高く、汚れにくい

  • 外壁・鉄部・木部など幅広く使える

◾ 注意点

  • 硬化反応が湿度に左右されやすい

  • 高温多湿時の塗装は「肌荒れ」や「縮み」発生リスク

  • 可使時間(ポットライフ)を過ぎた塗料は使用不可

塗装条件(気温・湿度)をチェックし、速やかに施工


3. シリコン塗料:現在の主流。耐候性◎だが施工も慎重に

◾ 特徴

  • 紫外線や酸性雨に強く、外装に最適

  • 耐用年数10〜15年が目安

◾ 注意点

  • 表面のツヤが強く、下地のムラが目立ちやすい

  • 高温下での作業は乾燥ムラ・泡立ちに注意

  • 一部のシリコンは「重ね塗り不可」のタイプもある

下地処理と塗装環境の管理が肝心


4. フッ素塗料:高耐久だが施工精度が求められる

◾ 特徴

  • 15〜20年持つ高耐候性・耐薬品性

  • 商業施設・高層ビルなどで採用例多

◾ 注意点

  • 密着性が低く、プライマー選定が重要

  • 硬化が早く、ローラーや刷毛に「ダマ」になりやすい

  • 高価格のため失敗できない

必ずメーカーの施工仕様書を遵守。熟練技術者が担当すべき


5. 水性塗料:環境対応型だが気温・湿度管理が厳しい

◾ 特徴

  • 臭いが少なく、室内や学校・病院で重宝

  • 火気リスクが少なく、安全性が高い

◾ 注意点

  • 5℃以下では乾燥不良(チョーキング、剥がれ)

  • 湿度85%以上では塗膜に白濁が出るリスク

  • 金属面には適さず、さび止め下塗りが必須

作業前に「気温・湿度・素地」条件をチェック


6. その他の特殊塗料の注意点

種類 注意事項 用途例
遮熱塗料 ムラが出やすく、下地の平滑さが重要 屋根、外壁
防滑塗料 厚みの均一化が難しく、乾燥も時間を要する 階段、通路
防カビ塗料 湿気対策と通気性の両立が必要 浴室、外壁の北面

7. 下地処理・施工管理も重要な成功要素

  • 素地の汚れ・油分・旧塗膜の剥離が不十分だと、どの塗料でも密着不良の原因

  • プライマー選定は「素地×塗料」に適したものを厳選

  • 気象条件(日照・風・雨)にも細心の注意を

塗料ごとに成分・性質・施工条件が異なるため、「用途に合わせた塗料選定」と「現場環境に応じた施工管理」が品質を決定づけます。塗装業においては「塗る技術」だけでなく、「正しく選ぶ知識」こそが信頼の基盤となります。

 

 

 

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第4回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社SRT、更新担当の中西です。

 

 

 

本日は第4回塗装工事雑学講座!

今回は、塗装工事の費用と見積もりのポイントについてです。

 

 

 

 

塗装工事の費用と見積もりのポイント

 

 

塗装工事の費用は、工事内容や使用する塗料、建物の規模によって大きく異なります。

この回では、塗装工事にかかる費用の目安や、費用を抑えるためのコツ、見積もり時に確認すべきポイントについて詳しく解説します。

 

 

 

 

費用の目安

 

塗装工事の費用は、外壁塗装であれば一般的に30万円〜100万円程度、屋根塗装は15万円〜50万円程度が目安となります。

塗料の種類によっても費用が異なり、耐久性の高いフッ素塗料や無機塗料は価格が高くなる傾向にありますが、長期的にはメンテナンスの回数が減りコスト削減に繋がる場合もあります。

 

 

 

 

費用を抑えるためのコツ

 

複数の見積もりを比較する:相見積もりを取ることで、適正な費用を把握し、無駄な費用を省ける場合があります。

外壁と屋根の同時施工:外壁と屋根を同時に施工することで、足場の費用を抑えられることが多いです。

 

 

 

見積もりで確認すべきポイント

 

塗料の種類と量:使用する塗料のグレードや使用量が明記されているか確認しましょう。

工期の目安:工期が明確に示されているか確認することで、トラブルを防ぎやすくなります。

追加料金の発生:下地処理や養生費用、万が一の追加費用についても事前に確認しておきましょう。

 

 

 

 

以上、第4回塗装工事雑学講座でした!

次回の第5回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

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第3回塗装工事雑学講座

皆さんこんにちは!

 

株式会社SRT、更新担当の中西です。

 

 

 

 

本日は第3回塗装工事雑学講座!

今回は、塗装工事の工程と準備についてです。

 

 

 

 

塗装工事の工程と準備

 

塗装工事を行う際の基本的な工程や準備事項について解説します。

塗装工事の工程には、下地処理や養生、塗料の重ね塗りなどがあり、それぞれが仕上がりに大きく影響します。

この回では、塗装工事の流れを順を追って説明し、スムーズに工事を進めるためのポイントについてもお伝えします。

 

 

 

塗装工事の工程

 

足場設置:作業の安全と効率を高めるために、足場を設置します。

高所での作業が含まれるため、安全性に配慮した頑丈な足場が必要です。

 

養生作業:塗装しない部分に塗料が付着しないように、窓やドア、地面をビニールシートなどで覆います。

 

下地処理:下地のひび割れや汚れ、古い塗膜を取り除き、塗料がしっかりと密着するようにします。

高圧洗浄やケレン作業が行われます。

 

下塗り:塗料の密着性を高めるため、まずは下塗りを行います。

下塗りが不十分だと、仕上がりの耐久性に影響が出るため重要な工程です。

 

中塗り・上塗り:塗装は基本的に3回塗りが一般的で、中塗り・上塗りを行うことでムラのない、厚みのある塗膜が完成します。

 

 

 

工事前の準備のポイント

 

近隣への配慮:高圧洗浄や養生作業での音が発生するため、事前に近隣の方に挨拶をしておくとトラブルを防げます。

 

天候の確認:雨や湿気の多い時期は塗料が乾きにくいため、天候に応じたスケジュール調整が必要です。

 

 

 

 

以上、第3回塗装工事雑学講座でした!

次回の第4回もお楽しみに!

 

 

 

 

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